黄の髪質改善

サンプルは画像の内容となります

  1. シャンプー
  2. トリートメント
  3. ブローローション
  4. 保湿クリーム
  5. 乾かす前のオイル
  6. 仕上げのオイル


髪質改善の目的はトリートメントがのりやすい土台を丁寧に作っていき保湿力のある柔らかい髪へ仕上げることにあります。

しっかりと水分を吸わせるとともに汚れを浮かし、シャンプーを中間から毛先でたっぷりと泡立て、その泡で頭皮も洗います。水を吸った髪へしっかりシャンプーが馴染み、そこへトリートメントを揉み込みます。

 

詳しくは以下をご覧ください

 

ホームケアで髪質改善(黄)

 

(1)しっかりとよく髪を濡らします(目安は3分〜)

3分は長いと感じるかもしれませんが、流しながら200秒数えるくらいが丁度良いです。生え際や頭頂部、耳まわりなどしっかりとぬらしてください。

頭皮を流れる際熱いと感じない温度のお湯(ぬるめが良いです)で地肌からしっかりと髪を流し水分をしみこませます。

水を吸い始めた濡れ始めは、髪ももつれやすくバサバサしやすいので、無理に指を通さずに全体的に流していきます。

一カ所に固定してぬらすよりも一通り流す工程を1巡…2巡とやっている方が均等に水を吸います。

※頭皮が脂っぽい、臭う、フケっぽいなど気になる場合はお湯の温度(ぬるめが良いです)に気をつけて、優しくしっかりと水分を馴染ませます。汚れはお湯によりふやけ洗い落としやすく浮きますし、シャンプーも少ない量で泡立ちやすいので優しくたっぷりと流してください。

 

(2)しっかりぬらしたら1.シャンプーを毛先に馴染ませます

シャンプーを大さじ2(もしくは無印のポンプ2プッシュ)手に取り軽く伸ばしたら中間から毛先にかけて馴染ませ泡立てます。

初めはウナギを手づかみするような動きで馴染ませ、馴染んだら指を通しながら泡立て、立った泡を根本付近に付けていきます。

それは、洗顔料をスポンジで泡立て、泡をお顔に付けるようにまんべんなく立った泡を根本に馴染ませていきます。

毛先でたった泡を根本に馴染ますので根本の地肌への刺激を軽減できます。

強い力で洗う必要はないのでお顔を洗うように優しく地肌を洗います。

シャンプーは泡立ち=頭皮の汚れや脂よりもシャンプーが勝っている状態のでギリギリに調整していくことが望ましいです。

しかし、どうしても泡が立たない場合は一度流しもう一度(1)〜(2)を繰り返してください。

 

(3)シャンプーを流します

地肌で泡立てているわけではないので、地肌からお湯を流してすすぐと泡切れ良く流れます。

流し残しのないように優しくしっかりと、たっぷり流します

 

(4)シャンプーが流れたら2.トリートメントを付けていきます(クチュクチュいうまで馴染ませます)

シャンプーでしっかりと土台を作っているのでそこへ塗布します。

トリートメントはシャンプーの1.5〜2倍位を手に取り軽く伸ばして必ず中間から毛先に馴染ませます。ついつい根本から馴染ませてしまう方も多いのですが、髪質改善がされた髪ほど根本にはトリートメントが馴染みやすいのでべとつき(乾かない髪)の原因になります。

この改善内容においてはシャンプーに含まれる成分との結合もありますので、中間から毛先にしっかり重めで手元付近は馴染ます程度に付けたいので、中間から毛先に馴染ませ軽く揉み込み、指を通して手に付いたトリートメントを表面やバックなどにも伸ばしていきます。この時、指が通るようでしたら優しくクシを通していただいても良いかもしれません。

最終的に優しく揉み込んだときに、揉みはじめの水っぽいグジュ!グジュ!とした水っぽい軽い感じから、しっかりと水分とトリートメントが馴染んだ粘りのある状態まで揉み込むと効果的です。

 

(5)地肌よりしっかりと流します

トリートメントは残さずに流します。
 一般的な市販トリートメントを使用なさっている場合によくある、トリートメントを流し残して濡れているときに毛先しっとりクシ通りなめらかは、乾いたときの重さになるため残さず流します。

しっかりと揉み込み髪に馴染んだトリートメントは流したくらいでは落ちませんのでしっかり流して大丈夫です。

逆にトリートメントをながし残すことで乾いたときにクシが通らない、べたついて乾かないなどの弊害が起こりますのでご注意ください

 

(6)軽く絞って3.ブローローションを全体にふります

タオルでワシャワシャ〜っと拭かず、まずは手で絞ってブローローションをふります。

 

(7)保湿クリームと乾かす前の黄色いオイルを手のひらで混ぜて中間から毛先に馴染ませます。

4.保湿クリーム(耳かき3〜5杯)と5.オイル(4〜6滴)手のひらに取りよく混ぜて 中間から毛先に馴染ませます。

しっかりと指を通し馴染ませます。

 

(8)指を通し全体的に馴染ませたらクシで梳かします

大きな黒いクシで全体を梳かし絡まりやもつれを取るとともに馴染ませます。

更に細かい白(もしくは黒)クシで粗め⇒細めと丁寧に梳かします。

クシが引っかかったら抜いてもう一度梳かしなおします。

 

(9)とかし終わったら乾かすか、タオルを背負って自然乾燥します

そのまま乾かす場合は中間から毛先の水分をやさしく絞ってトップ根本より乾かしていきます。

右からだけ、もしくは左からしかドライヤーを当てないなどの乾かし方は反対側がはねたりと収まり悪くなるので上部から下に向かって風をながし、まんべんなく乾かしていきます

矯正のかかった根本は乾かすだけでも収まりますが、中間から毛先に関しては不揃いの毛先が膨らみやすく収まりにくい場合や毛先がバサバサと感じやすい質感になる場合も御座います。

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髪は根本から毛先に向かってダメージが蓄積(深く)されていきます。

ダメージや部位により、髪の乾き(水分の抜け)具合で毛先の質感・硬さの感じ方が変わります

【根本】

ダメージが少なく毛先部分の少ない根本は乾かし始めからすぐに質感が柔らかくなり艶やかでしっとりと乾きます。ダメージを減らし削ぎを少なく伸ばしていくことで最終的には毛先までこの質感に仕上げるように目指していきます。

【中間から毛先】

乾き初めから生乾きくらいまで硬さが目立ちます。髪質改善の方向性にもよりますが濡れているときに質感が柔らかいケアは乾いたときに膨らみやすい場合もあるため、濡れているときに少し硬さのあるケアをしていることが多いです。その場合、トリートメントの馴染みが良く85%以上乾き始めたところ辺りから柔らかい質感にかわり、乾くごとにどんどんサラ艶な髪へ仕上がります。

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(10)完全に乾かします

手で乾かして髪の水分を完全に抜ききるのは非常に難しいです。手が熱いですし、すごく時間がかかります。

ほぼ乾いてクシが通る様になったらクシで梳かしながら乾かしたり、殆ど乾いたくらいまで乾いたらブラシを使って乾かすと更に質感が良く毛先までツルッと乾きます

 

(11)仕上げのオイルを馴染ませます

乾かしてどうしてもとれない毛先のザラつきを、6.仕上げの透明オイル(4滴くらい)や7.バター(耳かき2〜3杯くらい)を少量馴染ませることで質感をあげていきます。

バターはパサつきやすい髪に夜付けることで、朝しっとりする方もあるそうなので気になる方はお試しください

少量手に取り指の間まで馴染ませて中間から毛先を中心に握るように馴染ませます。静電気が気にならない時期なら指を通すように馴染ませても良いと思います。

馴染ませて束感を残す場合はそのまま整えますが、質感を重視する場合は荒櫛でとかすと“しっとり”した質感にしあがります。

 

さらにクシやブラシを使ってドライヤーの熱を一巡当てるとサラッとした質感になります。